お湯が出ない原因は? 給湯器トラブルを把握して正しく対処しよう!

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突然お湯が出なくなると、とても不便ですよね。それだけではなく、お風呂に入れなくなるなど、生活への支障をきたす恐れがあります。お湯は、給湯器で水を温められて供給されていて、お湯が出ない不具合のほとんどは、給湯器の故障が原因ではないかと考えられるでしょう。

しかし、突然の不具合に戸惑うことばかりで、なぜお湯が出なくなってしまったのか、本当に故障であるのかどうかを確認していないケースも。また、故障で あった場合に、どこに修理の依頼を出せばいいのか、よく理解していない方々がほとんどでしょう。お湯が出ないトラブルについてご紹介します。

  1. お湯が出ない場合に考えられる原因
  2. 故障かどうか確認する方法
  3. 修理の依頼先
  4. 注意点について

1.お湯が出ない場合に考えられる原因

お湯が出ない場合、どのような原因が考えられるのでしょうか?また、お湯が出ないトラブルだけではなく、水は出るがお湯が出ない場合、水もお湯も出ない場合など、さまざまなケースで検証していきましょう。

1-1.お湯が出ない場合

突然お湯が出なくなるトラブルは、意外と多くあるトラブルの一つ。

そうはいっても、実際にそのようなことがあれば、本当に困ってしまうはずです。お湯が出ない原因には、さまざまなものが考えられます。一番考えられるのは、給湯器の故障です。ガスを使った給湯器の場合、ガスの元栓などをチェックして、きちんと開栓されているかどうかを確認してみましょう。給湯器が点火しないために、お湯が出ないトラブルもあります。その場合には、修理を依頼した方が安全でスムーズに解決できるはずです。

また、40分以上続けてお湯を使うことで給湯器の安全装置が働き、自動的にガスの供給をストップさせるようになっています。この場合、屋外に設置されているガスメーターの復帰を行うことで解消されるでしょう。

1-2.水は出るがお湯が出ない場合

給湯器に問題がない場合、ガスの元栓がきちんと開栓されているかどうかをまず確認しましょう。給湯器の点火がきちんとされていても水しか出ない場合は、温度調整ができていない場合も考えられます。配管内の圧力バランスが崩れてしまい、お湯と水の調整がうまくできていないのでしょう。お湯と水の蛇口が分かれているタイプでは、こうしたトラブルが発生することがあります。

1-3.水もお湯も出ない場合

水もお湯も出ない場合、まず考えられるのは、断水している可能性です。家のほかの水道の蛇口があれば、そちらから水やお湯が出るかどうかを確認してみましょう。

冬場に起こる可能性のある原因は、凍結です。寒い地域で起こりやすい傾向がありますが、まれに給湯器の水道管内部で凍結が起こり、水もお湯も出ないケースがあります。

2.故障かどうか確認する方法

トラブルが発生してすぐに業者に修理や点検を依頼しても、故障ではないと判断されてしまうケースもあります。せっかく手配しても無駄になってしまうため、事前に故障かどうかを確認しておきたいものですね。業者へ連絡する前に、故障であるかどうか判断するには、どのように確認すればいいのでしょうか? 

2-1.エラーメッセージ

給湯器の液晶表示に、エラーメッセージが表示されていれば、それを確認してみましょう。取り扱い説明書と照らし合わせて、どのようなエラー内容であるかがわかります。

もし、取り扱い説明書が手元にない場合には、メーカーのホームページなどから検索してみるといいでしょう。それでも、内容がわからない場合には、修理を依頼する前に、メーカーに問い合わせて、そのエラーメッセージの意味を確認すると教えてもらえます。
内容によって、業者を呼ぶ必要があるかどうか判断できるでしょう。

2-2.ガスコンロを点火

給湯器が作動していないことでお湯が出ていないのかを判断するために、ガスコンロを点火してみる方法を試してみましょう。ガスがきちんと供給されていれば、ガスコンロは正常に点火され、ガスの遮断ではないことがわかります。これがスムーズに行えていれば、給湯器だけに問題があると考えていいでしょう。

2-3.コンセントを抜く

電化製品をリセットさせる場合にも有効ですが、給湯器そのもののコンセントを抜いてみるのも一つの方法です。コンセントを抜いたら、すぐに差し直さず、しばらく時間を置いてから再度差し込むようにしましょう。こうすることで、エラーがリセットされて、再び給湯器が作動するようになる可能性があります。

3.修理の依頼先

前述の方法を試してみても、症状が解消しない場合には、故障が考えられます。どこに修理の依頼をすればいいのでしょうか? 

3-3.ガス会社

給湯器そのものの故障だけではなく、ガスが関連している可能性もありますので、ガス会社に依頼すると安心です。ガス会社では、給湯器の故障やトラブルの対応を行っていますので、営業所やコールセンターへ連絡してみましょう。給湯器の保証期間が終了してしまっている場合には、出張費と修理費がかかってしまいます。

3-2.メーカー

給湯器メーカーに依頼する方法です。メーカーでは、それぞれの給湯器の特性を把握しています。給湯器だけの故障であれば、最も迅速で確実な修理を受けられるでしょう。場合によっては、メーカーから委託を受けている業者が修理を担当するケースもあります。事前にどのくらいの費用が発生するか確認しておくといいでしょう。

3-3.専門業者

給湯器の販売から取り付けを手がけている業者では、修理も行っていることがあります。各メーカーの給湯器を扱っている実績もあり、知識が豊富であることも特徴です。修理後のフォローの有無もしっかり確認しておきましょう。

4.注意点について

修理を依頼する場合、どのような点に注意すればいいのでしょうか? 

4-1.アフターサービス

業者を依頼する場合、アフターサービスが万全であることが大切です。定期的な点検や、メンテナンスを行ってくれる業者は信頼できますし、給湯器自体の寿命を延ばすコツでもあります。

4-2.実績が豊富

やはり安心して依頼できる業者は、これまでの実績が豊富で、さまざまな施工を手がけています。スタッフ一人ひとりの知識が豊かであり、技術もしっかりしている業者に依頼しましょう。ガス設備士などの資格を持っている業者を選ぶことが大切です。

4-3.クチコミや評価

業者を選ぶときに、インターネットなどでクチコミや評価をチェックしてみましょう。価格だけに惑わされず、経験談や実際の業者の対応や技術について知ることができ、業者選定のポイントとなるでしょう。

まとめ

給湯器のトラブルについてご紹介しました。

  • お湯が出ない場合に考えられる原因
  • 故障かどうか確認する方法
  • 修理の依頼先
  • 注意点について

お湯が出ない原因には、給湯器の故障が考えられます。業者に修理を依頼する前に、エラーメッセージなどを確認して。故障かどうかを判断しておくと、自分で解消できる場合もあり、修理を依頼するかどうかを決断するポイントとなるでしょう。